これは本当にイタリア新作ヴィオラの音?
豊かな低弦の響き、伸びやかで多彩な表現力を是非お試しください。
Christo Marino Cremona 2006( 410 ㎜ )
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製作者の Marino はブルガリア出身ですが、クレモナの製作学校を卒業、その後 Giorgio Scolari を始めとしていくつかの工房で働き、現在は独立しCremonaに工房を開いております。 私は G.Scolari の下で楽器を作っている頃からずっと彼の楽器を見ていますが、現在の製作スタイルはその頃からは随分と変わっております。 次に移った工房で働く頃から随分と作り方が変わってきて、現在は非常に充実した音を持つ楽器を作るようになりました。特にこの楽器は、新作ヴィオラの中ではトップクラスの音を持っていると私は確信します。 イタリア新作ヴィオラは鳴らない、鳴らしにくいとお感じの方、また、音は大きいけれどヴィオラとしての深みに欠けるというご不満を持ちの方、是非この楽器をお試しになられてみてください。 きっと新作とは思えない 充実したC線の響き、多彩な表現力に魅了されることと思います。 この楽器はGiuseppe Ornati 1921 をモデルとしたもので、均整が取れていながら、実に堂々としたボディを持っています。ただし、ネックは細めに作られておりますので、女性の奏者の方にも弾きやすくなっております。