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Dante Fulvio Lazzari1964年クレモナ生まれ。
1982年クレモナのヴァイオリン製作学校卒業。
同校の最優秀生として、金賞受賞。
1985年第4回クレモナ・トリエンナーレ
国際ヴァイオリン製作コンクールにて
ヴァイオリン部門、チェロ部門でそれぞれ第2位。
1988年第5回クレモナ・トリエンナーレ
国際ヴァイオリン製作コンクールで、ヴィオラ部門第1位。
1992年第2回ドイツミッテンヴァルト製作
コンクールヴァイオリン部門第2位。
イタリア新作ヴァイオリンDante Fulvio Lazzari のご紹介です。前回のdel Gesu モデルにがあまりに素晴らしかったので、引き続き、この人のヴァイオリンを仕入れました。今回は stradivari モデルです。 やはり 前回の del Gesu モデル同様、一目で強烈な個性を感じさせてくれるヴァイオリンではありません。
しかし、相変わらず繊細で丁寧なつくりは、細部を見れば見るほど感心させられます。イタリア新作ヴァイオリンらしくないとも言えます。玄人好みの楽器と言えるかもしれません。
コンクール歴の割には宣伝も地味ですし、製作スタイルも弟子も取らずに一人でコツコツと作っています。
そういった、生真面目、几帳面な性格、生活スタイルが楽器にも反映されているのは間違いありません。
「このように馬鹿丁寧に作っていては、決して台数を多く作れない 。」とどの職人も異口同音に言います。
でも彼が望むのは、商業ベース、金儲けではなく、納得のいく仕事、完璧な仕事を常に追及しているのでしょう。まさに職人の鑑です。音は、前回のパワフルで音離れの良い楽器に比べると、どこか漂うような優しさも持った楽器のように感じます。
しかし、相変わらず繊細で丁寧なつくりは、細部を見れば見るほど感心させられます。イタリア新作ヴァイオリンらしくないとも言えます。玄人好みの楽器と言えるかもしれません。
コンクール歴の割には宣伝も地味ですし、製作スタイルも弟子も取らずに一人でコツコツと作っています。
そういった、生真面目、几帳面な性格、生活スタイルが楽器にも反映されているのは間違いありません。
「このように馬鹿丁寧に作っていては、決して台数を多く作れない 。」とどの職人も異口同音に言います。
でも彼が望むのは、商業ベース、金儲けではなく、納得のいく仕事、完璧な仕事を常に追及しているのでしょう。まさに職人の鑑です。音は、前回のパワフルで音離れの良い楽器に比べると、どこか漂うような優しさも持った楽器のように感じます。
これが、ストラドモデルと、デルジェスモデルの差なのだと結論づけるにはまだ早すぎるでしょう。
そのためには、まだ、あと数台はこの人の楽器を見なくてはなりません。