Joachim Schadeの競宴
Joachim Schade Halle (1934~)
ドイツの名工Schadeの楽器が集合しました!
向かって左からStradivari、Guarneri del Gesu 1737、Guarneri del Gesu 1736、Guarneri del Gesu 1741のそれぞれCopy。
del Gesu 1737はアイザック・スターンが所有していた Panette を、1741はアーロン・ローザンドが所有していたKochanski を Copyしたもの。
イタリアの楽器の陰に隠れて、日本ではいまひとつ目立たない存在の Joachimu Schade ですが、その人気、実力は現地では相当なもの。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ウィーンフィル等の奏者に愛用され続けていることがその証です。
実は日本国内でも演奏家からの評価は以前から高く、ソリストのセカンド楽器として、またオーケストラプレーヤーのメイン、セカンド楽器として使用されております。知る人ぞ知る現代名器と言えるでしょう。
輝かしさがありながらも深い柔らかい響きを併せ持つそのサウンドはオールド名器を持つ必要性を忘れさせてくれます。
どの楽器も(モデルとなった楽器のラベルが入ることがありますが)名前の焼印のみで、本人のラベルは入りません。ですから、製作年については正確にはわかりません。 それがSchadeの特徴でもあります。
今回、製作年代、モデルの異なる4台が勢ぞろい。このような機会は滅多にござません。是非その素晴らしいパフォーマンスを実際にお試しになられてみてください。
試奏のご予約は:info@sarasate.net へどうぞ
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