Joachim Schadeがまたやって来た!
Guarneri del Gesu 1742 “Lord Wilton” Copy Sold
“Lord Wilton”はメニューインが使っていたdel Gesu。
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Antonio Stradivari 1715 “Titian” Copy Sold
“Titian”はグリュミオーが初期に使っていたことがあるStradです。
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Joachim Schade Halle (1934~)
ドイツの名工Schadeの楽器が昨年(2011年)夏に引き続きまた入荷いたしました!
昨年夏の様子はこちら
昨年の夏にお試しいただいた方は口々に「これが新作楽器の音とは信じられない」、「どうしたらこんな楽器が作れるのか」と おっしゃられていました。
新作と言えばクレモナ新作、ドイツと言えば量産品しか触れる機会のない現在の日本のお客様にとっては新鮮な体験だったのだと思います。
イタリアの楽器の陰に隠れて日本ではいまひとつ目立たない存在の Joachimu Schade ですが、その人気、実力は現地では相当なもの。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ウィーンフィル等の奏者に愛用されていることはご存知でしょうか。代表的なプレーヤーにはカール・ズスケ、ゲルハルト・ボッセなどがいます。
アッカルドの著書『ヴァイオリンを語る』の中にも東ドイツ(当時の呼称)にシャーデという名匠がいるとの記述がありました。
実は日本国内でも演奏家からの評価は以前から高く、ソリストのセカンド楽器として、またオーケストラプレーヤーのメイン、セカンド楽器として使用されております。ただそのことを明かす人は少ないので、隠れた現代名器となっているのです。
輝かしさがありながらも深い柔らかい響きを併せ持つそのサウンドはオールド名器と持ち替えても全く違和感がありません。
是非ご自身でお確かめになられてください。
どの楽器も(モデルとなった楽器のラベルが入ることがありますが)名前の焼印のみで、本人のラベルは入りません。ですから製作年については正確にはわかりません。 それがSchadeの特徴でもあります。
現在在庫中の楽器 | 推定製作年 | 価格・備考 |
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Guarneri del Gesu 1742 Lord Wilton | 2011年 | Sold |
Guarneri del Gesu 1736 | 1990~99年 | not for sale |
Stradivari 1715 Titian | 2008年 | Sold |
Stradivari | 1980~89年 | price on request |