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ブルガリア製作家 新作ヴァイオリン入荷しました

外観はイタリア、クレモナ新作そっくり、でも価格は1/2

コスパ抜群。ブルガリア製新作ヴァイオリン販売のご案内

ブルガリアといえば、ヨーグルト。ヴァイオリンを連想する方はまず少ないかもしれません。しかしブルガリアの製作家は古くからクレモナと交流があり、Kazanlakはヴァイオリン作りの街として知る人ぞ知る存在だったのです。

そのブルガリア人ヴァイオリン製作家の中には、クレモナに移住してしまっている人も何人もおります。やはりクレモナというネームバリュー、ブランドが欲しいのでしょうか。しかし、クレモナに移ってしまうと価格が以前の倍、要するにイタリア、クレモナ仕様の価格になってしまうことも少なくありません。

イタリアで生まれ、イタリアの製作学校を卒業し、イタリアで製作した。それだけでヴァイオリンの出来不出来にかかわらず高い販売価格が約束されてしまいます。ですが、イタリア、クレモナという生産地、イタリア人が作ったということだけでは、何らヴァイオリンの品質、音を保証したことにはなっていません。
本当は、良いものだから高い価格が付けられるはず、それが許されるはずなのですが、多くの日本人は高い価格だからきっと良いものに違いないと思い込むふしが往々にしてあります。
だから有名製作者のヴァイオリンなどが、高い値段だからとかえってそれが安心材料になるのでしょう。しかし、実はとてつもなくコスパの悪い買い物をしているのかもしれません。

もちろんイタリア人の製作したヴァイオリンにも価格に見合う素晴らしい楽器もございます。私が言いたいのは、盲目的にイタリアという国籍や、製作家の知名度、楽器の値段が高価格なことを良い方向へ解釈し、良いものに間違いないと信じてはいけないということです。

今回ご案内いたします2台のヴァイオリンは、イタリアではなくブルガリア国内での製作のためリーズナブルな価格に抑えられています。

外観はまさにイタリア、クレモナ新作。やや厚めに塗られた透明感のあるニス、そして厳選された材料は、眺めていてうっとりするほどの出来栄えです。

ただイタリア新作ですと強い音、大きな音は出ても弱音が痩せる、低音が響かない、高音がキンキンするという楽器が少なくありません。それが嫌で、新作楽器を敬遠される方もいらっしゃるのではないでしょうか。私の店にお問合せくださるお客様にも「新作以外で」とわざわざリクエストされる方がこれまでにも何人もいらっしゃいました。

しかしながら、この2台はともに、出来立ての状態の新作ヴァイオリンですが、低弦からE線までバランス良く、そして実に滑らかに響きます。ですから、「新作ヴァイオリンはちょっと」と今まで敬遠されていた方にも自信を持ってお勧めすることができます。

外観はクレモナ新作、音はそれ以上、おまけに価格は半額ときたらまず言うこと無しですね。

こちらの記事 やっぱりヴァイオリンはイタリアが一番なの?もご参照ください。

 

ブルガリア製新作ヴァイオリン

Genadi Slavov 2021 Kazanlak (Stradivari 1715 Model)

Sold

 

新作ヴァイオリンブルガリア製

Stoyko Chobanov 2021 Kazanlak (Stradivari 1715 Model)

Sold

 

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