イタリア新作ヴァイオリンSimenone Morassi 1989年をご紹介いたします。
1989年といいますと、Simeone Morassi がまだ22、3歳のころ、おそらく
父親のGio Batta Morassi のアシスタントとして働いていたことではないかと
想像いたします。
すでに25年くらい経ちますので、新作といいましても、ニスの褪色具合などから
どこかモダンイタリー的な風貌になってきています。
先に申し上げましたように、お父さんのアシスタント時代の作ということで、この楽器はその当時のお父さんの楽器に非常に良く似ています。ですから、Simeone自身の個性というものは強く出ていません。
しかしながら、現在のSimeoneには無い良さがこの作品からは感じられるのではないかと私は思っております。
この楽器は若き日のSimeoneが為し得た傑作として、大変貴重な楽器ですので、当店のコレクションとして保管しております詳しくはお問い合わせください。→販売済みとなりました。
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