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ヨーロッパ製完全手工ヴァイオリンが低価格でも購入できます

ハンガリー 製 完全手工ヴァイオリンのご案内

Balazs Akos工房製 2018 Budapest

Balazs Akos ハンガリー製工房製ヴァイオリン

Balazs Akos工房製ヴァイオリン

Balazs Akos工房製 2018 Budapest
税込販売価格:Sold

 

今回ご紹介するヴァイオリンは、ヨーロッパと言っても、人件費が安い国(ハンガリー)、そして親方Balazs Akos 本人の作ではなく、工房作、Workshop、Atelier、Bottegaなどと呼ばれる弟子が製作した楽器ということで、ドイツやフランスの量産品並の価格で完全手工ヴァイオリンを手に入れていただくことができました。

ハンガリーは実は歴史的にヴァイオリンの演奏、教育の分野で非常に重要なポジションにある国でした。
ヨアヒム(ブラームスと親交が深く、ブラームスの協奏曲を初演)、アウワー(エルマン、ジンバリスト、ハイフェッツ、ミルシテインなど名ヴァイオリニストを育てた)、カール・フレッシュ(音階教本で有名)、フバイ、ノヴァチェック、そして日本のヴァイオリニストにも多大な影響を与えたシゲティなど、数々の名ヴァイオリニスト、名教師を輩出したのです。

ハンガリーは歴史的にそのような国だったわけですから、ヴァイオリン製作の分野でもかなりの水準を持っていたのではないかということが想像されます。

価格の安い弟子の作、工房作とは言っても、決して品質の劣るもの、安かろう悪かろうではありません。この楽器の製作精度、製作した職人の技術はかなり高いものです。それはスクロール(渦巻)のつくり、雰囲気を見ればどなたの目にも明らかでしょう。ただ手で掘りましたというレベルではなく、見ていて実に美しい、柔らかさ、優雅さが伝わってくるスクロールになっているかと思います。

もちろん渦巻だけで楽器の良し悪しを判断するのは危険ですが、もちろんこのヴァイオリンはその他のつくりも見事です。表板、裏板の隆起、そして板の厚みの分布など完璧です。
それは弾いていただいた時の、楽器の音の立ち上がり(反応)、楽器全体、胴体に残る響きから容易に判断していただけることと思います。
ですからこの楽器とドイツやフランスの量産品が勝負になるはずはありません。

 

こちらの記事 やっぱりヴァイオリンはイタリアが一番なの?もご参照ください。

弦楽器サラサーテでは正しい楽器の選び方、後悔しないヴァイオリンの選び方をお教えします。