イタリア新作ではちょっと珍しい、オールド、アンティーク仕上げのヴァイオリン Luigi Ercoli
製作地はクレモナではなくフィレンツェ近くのピストイアというところです。
フィレンツェの新作ヴァイオリンというのはクレモナの新作とはちょっと変わった雰囲気があります。クレモナのようなつやつやピカピカ、透明のニスをこってりかけたというような楽器は見られません。モダンやオールドの楽器を彷彿とさせる仕上げの楽器が多いように思います。
この楽器はまさにそのうちの代表的な1台だと思います。
そして、音もクレモナの新作群にくらべますと味わい深いものがあります。
このヴァイオリンのG線を弾いてみられたら、深いしかし力強い独特の音色にきっと魅了されることでしょう。
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