日本弦楽器製作者協会 弦楽器フェア2015 レポート その2
第58回日本弦楽器製作者協会主催の弦楽器フェア2015のレポートの続きです。
東京九段下科学技術館の会場では当店でも何台ものヴァイオリンをこれまでに扱わせていただいております、イタリア在住のヴァイオリン製作・修復家の宮川賢治氏にお会いしました。
会場では展示しているヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを実際に手に取って試奏することができます。なかなか手工ヴァイオリンがこれだけの台数集まり、しかもそれが自由に試奏できるという機会はないと思いますので、皆さんそれぞれ思い思いに曲を演奏されていました。しかしながら、会場はみんなで音を出すとかなりの音量、はっきり言ってうるさいので、この場所でヴァイオリンの音の比較、判断は難しいですね。ですから、私は音を出しても判断がつかないので、ひたすら楽器のつくりを見るそれに専念していました。
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