画像をご覧いただいておわかりの通り、Mrcello Ive、Dante Fulvio Lazzari、Dario Occhipintiの3人のヴァイオリン工房は、それぞれの名前こそ付けておりますが、実は同じ場所なのです。
3人中一番年長なのが Marcello Ive(1962年生まれ)ですが、彼らが集まって仕事をしている理由は、よくある師弟関係でも、効率を重視した共同製作のためでもありません。言わば自然発生的なものなのです。
類は友を呼ぶとでも申しましょうか製作に対する考えを同じくする若手ヴァイオリン職人どうしが互いに切磋琢磨するために集っているということなのです。
類は友を呼ぶとでも申しましょうか製作に対する考えを同じくする若手ヴァイオリン職人どうしが互いに切磋琢磨するために集っているということなのです。
Dario Occchipinti
彼らのヴァイオリン工房には電話もFaxもありません。それは、工房では雑事にとらわれることなく製作に専念できるようにとの配慮なのです。
そのようなところにも実は彼らの製作に対する純粋で真摯な姿勢を見ることができます。 これこそ職人の鑑と言えるでしょう。