■楽器の紹介
・ヴァイオリン本体について
・アジャスタ、弦について
・弓について
・あごあて、肩あてについて
■楽器の調整
・糸巻き
・楽器の保管
・駒
・弓
■楽器の構え方
・立ち方、ヴァイオリンの構え方
・弓の持ち方
・ボウイング
・座って弾く場合
・ピチカートで弾いてみる
・左手のフォーム
・ギターのように持って弾いてみる
■実際に弾いてみる
・調弦(チューニング)、ファースト・ポジション
・G線でファースト・ポジションの練習
・D線でファースト・ポジションの練習
・A線でファースト・ポジションの練習
・G線で1オクターヴのスケール練習
・D線で1オクターヴのスケール練習
・A線で1オクターヴのスケール練習
■曲を弾いてみる
“ベートーベン交響曲9番合唱より「歓喜の歌」”
“ドヴォルザーク交響曲9番新世界より「家路」”
“アメイジング・グレイス”
“ロンドンデリーの歌”
■Performance
「愛の挨拶」
「シチリアーノ」
「フォーレの子守唄」
「チャルダッシュ」
ヴァイオリン:鈴木 理恵子 ピアノ:加藤 昌則
このDVDの宣伝文句には『初心者のために、ヴァイオリンの基本から簡単な曲を弾けるまでを解説しています。初めて楽器をさわる人にもわかりやすく解説。有名曲のフレーズをDVDの中で練習した指使いだけで弾けるように解説。楽譜が読めなくても大丈夫、一人でも十分に楽しめるヴァイオリンとの付き合い方を提案する。』とありますが、もちろん、ヴァイオリンはDVDを視ただけで弾けるようになるというような簡単なものではありません。基本的には独習は難しいと言って良いでしょう。立ち方、楽器の構え、弓の持ち方等、基本的なことを最初に先生にチェックしてもらいながらやらないと、変なクセがついてしまって後でそれを直すのが大変になることがあります。
しかし、違った先生に習ってみたいと思ってもなかなか先生を簡単に変われないのがこの世界でもあります。そういったときに、このDVDは違った先生の考えを聞いてみるという使い方は有効にできるのではないでしょうか。
DVDの表題が「大人の嗜み」となっていますが、もちろん子供さんがご覧になられても、何か問題となる映像があるわけではございませんのでご安心ください。
私個人的にはPerformanceとして収録されている模範演奏の部分が欲しくて購入したわけですが、なかなか高音質、高画質で撮れていると思います。だいたい入門用のDVDなどは量産品のヴァイオリンの写真がジャケット表紙に載せてあったりして興醒めなものですが、このDVDのジャケットの写真は鈴木理恵子自身のヴァイオリンなのでしょうか?非常に高級感があって良いですね、