新作ヴァイオリンの音は硬い、出来立ての楽器は鳴らない。使えるようになるまでには何年もの弾き込みが必要。
これらは新作ヴァイオリン というと必ず言われてきたお決まりのフレーズですが、それが果たして本当のことなのか気になりませんか?
それを判断するには弾いてみるか聴いてみるかしか方法はありません。
弾いてみるのは楽器店に行けば簡単にできると思いますが、意外に新作ヴァイオリンを聴くチャンスはそう多くありません。
幸いに新作ヴァイオリンを使ってレコーディングされたCDが何枚か出ていますので、その実力がいったいどの程度のものなのか実際にご自分の耳で確かめられてはいかがでしょうか。
(詳細は各CDジャケットをクリックしてご覧下さい)
この他にも、クリスティアン・テツラフやカール・ズスケなど、(ドイツ)新作ヴァイオリンを日常的に使用しているアーティストが存在することを確認していますが、彼らのCDには具体的に使用楽器名が記載されていないのでここでは採り上げませんでした。